韓国日報「目の前に迫る統一、民族のアイデンティティを探して急がなければならない」

韓国日報 2014年9月30日

「目の前に迫る統一、民族のアイデンティティを探して急がなければならない」
UCI財団 文顕進理事長
「民主主義の根幹である市民団体の役割重要… 統一に対する意見を提示し合意を引き出す」

 

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文顕進グローバル・ピース財団(GPF)世界議長は、30日、ソウル市ホンウン洞にあるグランドヒルトンホテルで開かれた’2014 地球村の平和を実現する為の指導者大会’において基調演説を行なった。

 

「韓民族の歴史と文化を土台とした統一国家を成す為には、民族的合意が先行されなければならない」

故文鮮明統一教総裁の3男である文顕進(45)グローバルピース財団(GPF)世界議長兼UCI 財団理事長は、30日、ソウル・グランドヒルトンホテルで進行された‘2014地球村の平和を実現する為の指導者大会’における基調演説で「今まで統一議論は、冷戦時代のイデオロギーに閉じ込められ、いかに実現するかという‘統一プロセス’のみに執着していた」とし、「統一国家に対する明確な目標のない非動的な政策だけが議論されてはならない」と述べた。そして「私たちだけの独特な歴史と伝統によって形成された、韓民族のアイデンティティを先ず見つけなければならない」とし、「このような客観的でかつ新たな視角を持つことができたのは、第3者の視角から韓半島問題を見ることができたからである」と付け加えた。

文理事長は「過去、南と北に分けた‘冷戦’という地政学的状況が大きく変わりながら、分断を終了する機会が訪れた」とし、統一が予想よりも早く“緊急事案”となるであろうと自信した。そして、著書‘コリアン・ドリーム’を発行するなど、国内外でこつこつと統一の準備をしてきたことを強調した後「駐米韓国大使が述べたように、今、統一は‘もし’ではなく‘いつ’という問題になっただけに、どのように統一を準備しなければならないかを議論する時である」と語った。

 

方法論として、市民団体とNGOの役割を強調した。文理事長は「市民社会団体は、単純に政府の補助ではなく、民主主義の根幹である」とし、「今回の指導者大会で、さまざまな団体がさまざまな統一に関する意見を提示し共有し、さらに合意に至ってほしい」と訴えた。

 

行事は‘コリアンドリーム’出版記念トークコンサートも行われた。文理事長はこの本の中で「すべての人を利する」という弘益人間の精神に基づいて、人類に奉仕することは、私たち民族の定められた運命である」とし、「始まりは統一国家を建設すること」と述べた。続いて「5000年の韓民族の歴史と比較すれば66年という分断期間は、海の中に落ちる一滴の雨水に過ぎない」とし、韓半島統一の可能性がこれまで以上に高まっていることを力説した。

 

29、30日にかけて行われた指導者大会は、ユン・サンヒョン、ウォン・ヘヨンなどの与野国会議員、キム・ナムシク統一部次官と22カ国の外交公館長、6大宗教関係者、アメリカ、日本、中国の韓人会会長および市民社会団体など550人余りが出席した。‘統一韓半島のビジョン、原則と価値’というテーマで行われた国際セミナーでは、ロバート・シュラー米国再建連合議長、ビクター・チャー国際戦略問題研究所専任研究員、ジュポン(朱鋒)北京大教授など、国内外の有名学者がパネリストとして参加し、新しい成長エンジン、東アジア平和の為のメディアの役割、統一の為の市民社会の連帯、統一韓半島の為の女性の役割など4つの分野で、さまざまな統一談論が出された。

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