中央日報(韓国)「南北統一の障害物は無関心…コリアンドリームで未来開こう」

中央日報(韓国)2014年10月3日

南北統一の障害物は無心…コリアンドリムで未開こ

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「一時『コリアンドリーム』は金を稼ぐために韓国に殺到する外国人の熱望を表現する単語だった。だが真の『コリアンドリーム』は私たちの国民が抱く韓民族の未来への夢でありビジョンだ」。

今月1日、ソウルグランドヒルトンホテルで会ったグローバルピース財団(GPF)の文顕進(ムン・ヒョンジン)世界議長(45)の話だ。故・文鮮明(ムン・ソンミョン)統一教会総裁の三男である彼は、世界で最も遠大な夢を3つとしてアジア~中東~東欧を征服したジンギスカンの夢(モンゴリアンドリーム)、新大陸を切り開いた米国のアメリカンドリームに続き、コリアンドリームを挙げた。彼は先週「統一韓国のビジョン」を盛り込んだ著書『コリアンドリーム』 を出した。

コリアンドリーム実現の最初の段階は、南北統一だというのが彼の主張だ。1991年金日成(キム・イルソン)主席との劇的出会いを通じて北朝鮮のドアを開いた亡き父や独立活動家だった曽祖父の兄弟など身内の経歴のために自然に統一問題に関心を持つようになったという。

彼は「最近開かれた『2014世界平和実現のための指導者大会』に発表者として出たヘリテージ財団のエド・フォールナー理事長の最初の言葉が『韓国が北朝鮮を吸収してこそ統一が可能だ』というものだった」として「統一をどちらか一方がもう一方に勝つことによって可能だと見る視角は、冷戦時代の論理」と指摘した。彼は普段から考えてきた統一の原則と価値についても明らかにした。

「南北が共感できる統一の目標とビジョンで先に合意しなければならない。それが羅針盤の役割を果たせば過程は難しくない。韓国と北朝鮮が1つだった時の5000年の歴史の根源を探して韓民族のアイデンティティを回復することが先だ。統一は、檀君(ダンクン、朝鮮の伝説上の始祖)の掲げた『弘益(ホンイク)人間(広く人間社会に利益をもたらすこと)』の理念をベースに、東アジア共同体を構築して進んで世界平和に寄与する踏み台になるだろう」。

文議長は統一運動も、今は政府主導型から国民の直接参加型に変わらなければなければならないと主張した。つまり数百の市民団体を集めて統一運動を持続的に推進するということだ。特にソーシャルメディアが発達しながら大衆の影響力が大幅に拡大したことが統一運動の動力になりうると分析した。統一の障害物としては無関心を挙げた。彼は「今は差異点や葛藤を下ろして韓国民全体として統一された祖国を作るためにより大きな目標を定めて出て行かなければならない時だ。どれもこれもみな細かいことで争う時ではない」と指摘した。いつ頃に統一されると見るかとの質問には「私たちが予想するよりもはるかに早く訪れる」とだけ答えた。

 

 

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