曹渓宗訪朝 (韓国日報 2011年9月)

「大蔵経を造成して、国難を克服したように、統一のため力を合わせなければ」

曹渓宗訪朝「大蔵経板刻一千年記念合同告佛法会」を奉行

金正日国防委員長に、「海印寺本木版金剛経」贈る

韓国日報 グォンデイク記者

南北仏教の代表者が5日、妙香山ボヒョン寺大雄殿で、「八万大蔵経板刻一千年記念南北合同告佛法会」を奉行している。曹渓宗総務院提供

「聞佛所説皆大歓喜信受奉行」(仏様の言葉を聞いて両方を大幅に喜んでもらえると信じて敬って行った – 金剛経)

去る5日、北妙香山ボヒョン寺から「大蔵経板刻一千年記念南北合同告佛法会」を奉行して帰ってきた曹渓宗の訪朝団は、「南北仏教の代表者が仏の言葉を敬って、南北の和解と協力を促進するために先頭に立つことを約束した」と明らかにした。

訪北団一員だった総務部長ヨウンダム和尚は8日、ソウル堅志洞曹渓寺で、訪朝の成果説明会を開き、「総務院長の自乗僧侶が合同法要の後、『南北問題は共存と共生の問題であり、お互いに勝って負けるか、というプライドでは解決できない』としながら、仏教界は、共存と共生の対北関係を解放していくことを明らかにした」と伝えた。

ヨウンダム僧侶はまた、昨年の天安事件に伴う政府の5ㆍ24制裁措置以後、民間レベルでの初の南北交流だった今回の訪朝について、「南北間の共生と平和的共存の基礎を用意した」と評価しながら、「民間レベルの交流は、日常的で持続的に進行されなければならない」と強調した。

自乗僧侶をはじめとする曹渓宗訪朝団は去る3日、中国北京を経て平壌に到着し、5日、北朝鮮の朝鮮仏教徒連盟と一緒に妙香山ボヒョン寺からの大蔵経板刻1000周年を記念する合同法会を開いた。法要には、南側の自乗僧侶とヨウンダム僧侶、ヘギョン僧侶(曹渓宗社会部長)をはじめ、私たちの民族相互支援運動常任共同代表であるインミョンジンガリラヤ教会牧師、バクナムス東学民族統一会代表議長、グァクジンマン世界平和財団副理事長(訳注:グローバル・ピース・フェスティバル副理事長のこと)など37人が参加した。北側ではシムサンジン朝鮮仏教徒連盟委員長とボヒョン寺主事チェヒョンミン僧侶など200人余りが参加した。

自乗僧侶は合同法要奉行事では、「私たちにとって高麗大蔵経は、単に佛経を刻んだのではなく、平和と希望の象徴であり、合心と団結を意味するもの」と述べ、「大蔵経の造成を通して国難を克服したように、今、南北が和解ㆍ協力を通じて統一を実現するために協力しなければならないだろう」と話した。シムサンジン委員長は歓迎の辞で、「今回の合同法要が、民族の和解と団結、協力と連帯を強化し、祖国統一を早めていき、八万大蔵経をより​​よく保存して輝かせることに寄与するもう一つの統一佛事になると確信している」と答えた。

法要参加者はこの日、告佛文と共同発願文を通して、昨年1月の南北仏教界が合意した▦北地域の仏教文化財の復元補修と維持管理の協力事業の推進▦2011年の八万大蔵経の木版画制作1000年を迎え、民族の和解と平和のための協力▦国際舞台で民族共同の利益のための協力などの3項の実践のために努力すると明らかにした。

先立って、曹渓宗の代表団は去る4日、朝鮮の仏教徒連盟を訪問し、現代技術で再現した海印寺本金剛経木版本1集(第9版)と般若心経(10版)、風磬、を伝達した。このうち、金剛経は、金正日総書記に伝える贈り物だと、曹渓宗総務院の関係者は伝えた。風磬は、道銑寺が金剛山新界社に次いで二番目に、北韓側に伝達したのだ。

自乗僧侶はこの席で、「南北仏教が国語で仏教の儀式を奉行すれば、帰属意識の回復が一層容易になるだろう」とし、仏教経典のハングル化と意識・遂行体系の統一化に向けた共同研究を提案した。これにシム委員長は「南北仏教の交流が活性化する過程でなされることができること」と共感を示したと総務院側は伝えた。

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